【ニューヨーク=西邨紘子】ニューヨーク市で2020年に入って増加傾向にあった犯罪件数が、外出制限を発令した3月半ば以降、減少に転じた。このほどニューヨーク市警察(NYPD)が発表した統計で明らかになった。市内全域で殺人や性犯罪、窃盗など幅広い種類の犯罪が減っている。失業率の大幅な上昇で急ピッチで景気が冷え込む中、今後もこの傾向を維持できるかが注目される。
ニューヨーク州は3月12日に大人数での集まりを制限した。同16日には持ち帰りや配達を除くレストランやバーの営業停止を決め、外出を必要最低限にとどめるよう求めている。こうした外出制限が犯罪件数の減少につながった。ニューヨーク市警によると、3月1日~11日までは前年同期比で28%増だった犯罪発生件数は、同12~31日に一転して2割減となった。
外出制限の実施以降は市内全域で犯罪が減少した。種類別ではレイプが52件で前年同期比51%減。殺人は12件で25%減った。強盗は10%減(551件)、窃盗は37%減(1334件)だった。
唯一、増加したのは空き巣などの侵入盗で、17%増(577件)だった。一時休業で無人となった店舗などを狙うケースが増えているとみられ、新型コロナによる売り上げ減に苦しむ小売店などにとっては頭の痛い問題になりそうだ。
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April 08, 2020 at 02:35AM
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NY市、犯罪件数が減少 外出制限の3月半ば以降 - 日本経済新聞
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