
経済活動の一部再開に伴いガソリン需要の回復期待が高まる=AP
【ニューヨーク=後藤達也】原油価格が上昇してきた。ニューヨーク市場のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物の期近物は5日、1バレル24.56ドルと前日より4.17ドル(20%)上昇した。米国で経済を再開する州が増え、ガソリン需要が回復するとの期待が高まっている。北海ブレント先物の期近物も約3週間ぶりに1バレル30ドル台へと上昇した。
米国では5月に入り、30を超える州で経済活動の一部再開を始めた。飲食や小売りだけでなく、映画館を再開した州もある。ドライブシーズンも近づき、冷え込んでいたガソリン需要が今後急速に回復するとの期待が高まっている。米アップルの顧客データによると、4月の米国の車での移動は1月と比べ5割程度減った日が多かったが、5月は1~3割程度の減少に持ち直してきた。

ニューヨークの原油期近物は4月20日にマイナス40ドル台まで急落した。原油需要の蒸発で、貯蔵施設が満杯に近づき、投資家が原油を押しつけあうように売ったためだ。米国の民間貯蔵量は4月24日時点で5億2763万バレルと4週間で12%増えた。ただ、ガソリンの需要が増えれば、原油の在庫は減る。投資家も原油を「持つリスク」をあまり意識しなくてすむため、投げ売りが起こりづらくなる。
5日のニューヨーク株式市場では原油高を受けて、エクソンモービルなどの石油関連株が買われる場面があった。3~4月に大きく売られたエネルギー企業の社債も価格が徐々に回復(金利は低下)している。
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May 06, 2020 at 02:48AM
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NY原油、24ドルに上昇 米ガソリン需要に回復期待 - 日本経済新聞
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