ミレニアル世代の若者たちの"都会離れ"が加速している。 SmartAssetの最新レポートによると、アメリカではニューヨークやシカゴといった大都市に住んでいる若者たちの流出が進んでいるという。 【全画像をみる】さよならニューヨーク! 若者たちの"都会離れ"が進んでいる都市ワースト10 注目すべきは、これが新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)より前の、2018年の国勢調査局のデータに基づいているということだ。SmartAssetでは、それぞれの都市から引っ越した25~39歳の人の数と、その都市に引っ越してきた25~39歳の人の数を比較し、その差(=純移住者数)をもとに都市ランキングを作った。 純移住者数がマイナスの都市は、流入人口を流出人口が上回ったということだ。多くのミレニアル世代の若者たちが主要大都市圏を捨て、南部や西部の比較的手頃な都市へと移動しているようだ。 ミレニアル世代の若者たちの人口が最も減少している都市ワースト10を見ていこう。 10位 ニューオーリンズ(ルイジアナ州) 流入したミレニアル世代の人数:4536人 流出したミレニアル世代の人数:6951人 純移住者数:-2415人 9位 プロボ(ユタ州) 流入したミレニアル世代の人数:1038人 流出したミレニアル世代の人数:3840人 純移住者数:-2802人 8位 サンディエゴ(カリフォルニア州) 流入したミレニアル世代の人数:1万6523人 流出したミレニアル世代の人数:1万9528人 純移住者数:-3005人 7位 アナーバー(ミシガン州) 流入したミレニアル世代の人数:2225人 流出したミレニアル世代の人数:5360人 純移住者数:-3135人 6位 ボルダー(コロラド州) 流入したミレニアル世代の人数:1178人 流出したミレニアル世代の人数:4460人 純移住者数:-3282人 5位 マイアミ(フロリダ州) 流入したミレニアル世代の人数:2736人 流出したミレニアル世代の人数:6368人 純移住者数:-3632人 4位 セントルイス(ミズーリ州) 流入したミレニアル世代の人数:5462人 流出したミレニアル世代の人数:1万328人 純移住者数:-4866人 3位 ワシントンD.C. 流入したミレニアル世代の人数:1万9866人 流出したミレニアル世代の人数:2万5212人 純移住者数:-5346人 2位 シカゴ(イリノイ州) 流入したミレニアル世代の人数:2万6353人 流出したミレニアル世代の人数:3万4292人 純移住者数:-7939人 1位 ニューヨーク(ニューヨーク州) 流入したミレニアル世代の人数:4万8612人 流出したミレニアル世代の人数:9万9057人 純移住者数:-5万445人 [原文:Bye bye, Big Apple: These are the top 10 US cities millennials are fleeing] (翻訳、編集:山口佳美)
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June 23, 2020 at 06:01PM
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