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ニューヨークは「新しい日常」へ。接客はWithコロナ時代の新しい形に - Forbes JAPAN

ニューヨーク市は6月22日、いよいよ経済活動再開の第二段階に移行した。第二段階では約3カ月間、営業できなかった美容院なども営業を再開。人々はオフィスに出勤し、飲食店では屋外での飲食(アウトドアダイニング)が可能になり、街が夏に向けて大きな一歩を踏み出した。

第二段階に含まれる事業は、以下の通り。

・オフィスワーク
・美容室、理髪店
・小売店の店内販売
・レストランでの店外での飲食
・不動産業

これにより、15〜30万人の移動が見込まれる。

レストランでは屋外飲食が可能に



(筆者撮影)

レストランは店先や車道を利用して席を設置し、飲食の提供が可能になった。店先の道路でサービスを提供する場合は、事前に申請をした上で、人が往来できるスペースを確保し席を設置する必要がある。 


(歩道にテーブルを設置しているイタリアンレストラン。筆者撮影)

設置できる席数は限られるが、待ちに待った外食の機会にお店や顧客から喜びの声が溢れた。


(11th Street CafeのMorgan氏。筆者撮影)

ウェストビレッジの地元民に愛されるカフェ「11th Street Cafe」も、今日からアウトドアダイニングを始めたお店の一つだ。スタッフに話を聞いた。

──お店を再開するにあたってどのような工夫をしていますか?

今日から、ニューヨーク市では経済活動再開のフェーズ2に入りました。なので私のお店でも屋外でのサービスを提供し始めました。それぞれのテーブルは6フィート(約180cm)離す必要があります。お客様を店内に入れることはできないので、お会計も全て外で行います。

飲食の提供は、感染予防のために食器でなく、テイクアウト用の使い捨て容器で提供しています。

──ニューヨーク市がロックダウンされていた3カ月間はどのように営業をしていましたか?

最初の1カ月半はお店を閉めていましたが、その後、デリバリーとテイクアウトサービスを開始しました。お客様もずっと家にいるのではなく、テイクアウトのために10分間外に出るだけでもとても良いリフレッシュになると言ってくださいました。

──ようやくお店を再開できてどのような心境ですか?

ここ数カ月間ずっと「いつ再開するのか?」とお問い合わせをいただいていたので、ようやくお客様をお迎えできて嬉しいです。すでに真夏のように暑いので、日除けのパラソルなどを調達する必要がありますが、週末までに少しずつ整えていきます。

人との間接接触を最小限に。進む、タッチレス化



(筆者撮影)

筆者は約3カ月ぶりにとあるレストランで外食をした。道路に設置されたテーブルは敷居が立てられている。メニューの書かれた紙は注文を受けた後、破棄されるので他のお客と間接接触することはない。

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June 29, 2020 at 05:00PM
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