【ニューヨーク=高橋そら】米連邦航空局(FAA)は21日、ニューヨーク市周辺の主要空港に対して全フライトの発着を一時停止するよう命じた。米メディアが報じた。同措置はすでに解除されたもようだ。航空管制官の訓練生が新型コロナウイルスに感染したため施設を一時閉鎖、この余波で航空管制の人員が不足したとみられる。
米CNBCなどによると、FAAが発着を一時停止した対象にはジョン・F・ケネディ(JFK)空港やニューアーク空港、ラガーディア空港などが含まれる。
検査で新型コロナに感染していることが判明したのは、ニューヨーク市郊外ロングアイランドの施設に勤務している航空管制の訓練生。この訓練生は17日から施設へ出入りしていなかったが、同施設に消毒措置などを講じたためニューヨーク市内のフライトの発着に影響が出たという。
米国ではシカゴのミッドウエー空港で管制スタッフの新型コロナ感染が確認されたことを受け、FAAが17日に同管制の業務を一時停止、空の交通に影響が出た。
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March 22, 2020 at 03:43AM
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NYの主要空港が一時飛行停止 米紙報道 新型コロナで - 日本経済新聞
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