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アングル:NY市、新型ウイルスへの「備え万端」でも残る不安 - ロイター (Reuters Japan)

[ニューヨーク 5日 ロイター] - 米ニューヨーク市で今週、新型コロナウイルスの感染者が初めて確認された。同市は既に医療機関に多数のベッドを用意させ、ウイルス検査キットの在庫を確保、地下鉄全体を消毒するなど準備万端だが、事態が予想以上に悪化すれば対応し切れないとの警戒感も漂う。

3月5日、米ニューヨーク市で今週、新型コロナウイルスの感染者が初めて確認された。写真はマスク姿でマンハッタンを歩く女性(2020年 ロイター/Andrew Kelly)

デブラシオ市長が称賛する同市の医療当局は近年、豚インフルエンザ、エボラ出血熱その他の感染症が市をまひさせる前に感染拡大を食い止め、危機対応力を磨いてきた。

ロイターは同市で、病院の勤務医、看護師、市医療当局の現職、元職幹部ら10数人に取材。同市の準備状況について、現段階で慎重にながら自信を持ってよいとの声が多かった。

同市の元医療委員で感染症医のトム・フリーデン氏は「ニューヨーク市には世界でも最も素晴らしい医療担当部門がある」と述べた。ただし「世界のどの都市であれ、(中国湖北省)武漢市が対処を迫られたような規模の感染拡大が起これば、試練にさらされる」と警告する。

<マスクを再利用>

ニューヨーク市内では、徹底した手洗いの重要性を公衆に注意喚起する多言語の注意書きがいたるところに見られる。市は学校の消毒作業を加速し、ニューヨーク州は72時間ごとにすべての地下鉄車両を消毒している。

それでも感染の行方は予断を許さない。

弱点の1つは、「N95保護マスク」と呼ばれる医療従事者向けの、ウイルスを通しにくい使い捨てマスクが不足する恐れだ。一部の病院は、減少する在庫を守るため鍵をかけて保管し、看護師に対し、通常は患者に対応するごとに取り換えるマスクを再使用し、1回のシフトを1枚で通せないか工夫するよう指示し始めた。

ニューヨーク大ランゴーン医療センターの疫学者、ジェニファー・ライター氏は、同大が使用するマスクは中国湖北省で製造されていたため、供給が途絶えていると説明。同大は緊急措置としてスタッフに、複数の患者にリスクの低い医療作業を行う場合は、マスクがぬれたり損傷したりしていない限り、再使用をするよう求めていると述べた。

デブラシオ氏は、今のところN95マスクは不足していないが、危機が深刻化すれば連邦政府に助けを求める必要が出るだろうとした。

市の準備状況がはっきりしない分野もある。例えば、新型肺炎の重症患者用に何台ぐらいの人工呼吸器が使えるかについて、医療当局者らは答えられなかった。

ただデブラシオ氏は今週、市は新型肺炎患者用に約1200のベッドを準備済みだとし、「莫大な対応力がある」と述べた。

(Jonathan Allen、Nathan Layne記者)

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March 07, 2020 at 06:39AM
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