
【まとめ】
・ニューヨークで初の感染者確認から100日。市の経済ようやく再開。 ・日常は崩壊。4月の失業率は戦後最悪。フロイド氏死亡事件も連鎖。 ・未曽有の事態経て再出発点に。結束して過去に戻らぬ社会作れぬか。
日本ではそろそろ梅雨入りとされる6月の第2週、梅雨とは無縁のニューヨークはすでに日差しは初夏そのものだ。
その6月第2週の月曜日は、ニューヨークにとって特別な日となる。この日、2020年6月8日は、3月の初旬に、ニューヨークで初の新型コロナ患者が確認された日からちょうど100日目にあたる。 長い道のりであった。ここに住む住人すべて、同じ思いであろう。もちろん、私にとってもである。 100日目と言うのは単に数字上のことだけではない。この日、ニューヨーク市はようやく経済再開の第一日を迎えるのだ。 ニューヨーク州はクオモ州知事の政策のもと、先月から段階的に再開への道のりを歩んできた。新型コロナ対策で再開の目安となる「7つの指標」が策定され、10に分割された州内区域のうち、目標値を達成した9つの地域がすでに部分的に経済活動を再開していたが、ニューヨーク市は最後にただ1地域、取り残される形になってしまっていた。 100日を迎えるにあたり、ニューヨークで感染が広がったピーク時と比較すると、その差は顕著だ。ピーク時の州内の感染者数は1日あたり約1万1千人、毎日800人近くの命が失われていた。毎日、である。 それが今日では、1日あたりの感染者は780人以下になり、亡くなる人は毎日40人前後と激減した。もちろん、数が減ったとはいえ、今でも失われる命が毎日40人もある事態を喜べはしない。
この100日間で人々の日常は完全に崩壊した。
人口2千万未満のニューヨーク州内での新型コロナ感染者は今日までに38万人近くに上った。亡くなった人に至っては2万4000人以上だ。人口1億2000万人の日本での感染者数は、国全体で1万7千人、亡くなった方は現在までに920人未満である。 ピーク時のニューヨークでは感染者数、死者の数ともに、日本での数ヶ月の数字にほぼ1日で達してしまっていた。今更ながら、その数字のあまりの異常さに言葉も無い。 ■ 新型コロナに感染していない人々の生活も瓦解した。 トランプ大統領が「半世紀ぶりの低水準」と2月の一般教書演説で自画自賛した時の失業率は3.5%、それがたった2ヶ月後の4月には14.7%と、第2次世界大戦以降で最悪の数字になってしまった。しかし、6月5日に発表された雇用統計によれば、その数字は13.3%と改善したという。
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June 09, 2020 at 01:04PM
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