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米ニューヨーク州でコロナ陽性率再上昇 中西部中心に30州で新規感染も増加 - Newsweekjapan

米ニューヨーク州のクオモ知事は28日、同州の新型コロナウイルス検査の陽性率が1.5%に上昇したと明らかにした。中西部の一部で記録している約15%と比較すると、依然低水準にあるものの、ニューヨーク州では数週間連続で1%を下回る水準まで回復していたこともあり、懸念される兆候と受け取られた。

9月に入り、同州の感染者数は4.4%増加。しかし、全米レベルでは極めて低い伸びにとどまっている。

クオモ知事によると、感染者数はブルックリンなど複数の地域で増加しており、保健当局者はこれら地域の集団感染の状況を精査しているという。

また同日には、全米50州中30州で新規感染者数が増加した。

週間の感染者数も27州で2週連続で増加。ロイターの分析によると、ノースカロライナとニューメキシコの両州では先週1週間で感染者数が50%超増加した。

中西部での感染も急激に拡大しており、ウィスコンシン州では先週2回にわたり、1日当たりの新規感染者数がこれまでの最多を記録。サウスダコタ、ユタ、ワイオングの各州も今月に入り3回、1日当たりの新規感染者数が最多を更新した。

コロナ検査の陽性率も、サウスダコタ州では先週17%から26%に上昇。28日時点で、ウィスコンシン州は19%、アイオワ州は16%、ミズーリ州は16%、カンザス州は15%、ネブラスカ州は14%と、世界保健機関(WHO)が懸念視する5%の水準を大幅に上回っている。

米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長はこの日、ABCの番組で、現在の感染拡大傾向に懸念を表明。冬が近づく中、屋内での活動が増えることで感染が拡大する可能性が高いとし、「米国は良い状況にない。秋、冬を前に可能な限り市内感染を抑制させる必要がある」と語った。

[ロイター]


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